ショッピングセンター/11月既存店売上6.2%増、冬物商材が好調
2025年12月25日 14:24 / 月次
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日本ショッピングセンター協会が12月25日に発表した11月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比6.2%増だった。
| 月度 | 総合 | テナント | キーテナント |
| 1月 | 4.9%増 | 5.1%増 | 4.2%増 |
| 2月 | 1.2%増 | 1.2%増 | 1.2%増 |
| 3月 | 2.8%増 | 3.1%増 | 1.7%増 |
| 4月 | 2.3%増 | 2.7%増 | 0.8%増 |
| 5月 | 3.7%増 | 5.1%増 | 0.9%減 |
| 6月 | 1.8%増 | 2.1%増 | 0.6%増 |
| 7月 | 2.4%増 | 3.0%増 | 0.4%増 |
| 8月 | 6.9%増 | 7.9%増 | 3.8%増 |
| 9月 | 1.4%増 | 1.4%増 | 1.3%増 |
| 10月 | 6.3%増 | 6.8%増 | 4.6%増 |
| 11月 | 6.2% | 6.9%増 | 3.9%増 |
気温が低下したことで、冬物商材が好調に推移した。
また、前年に比べて休日日数が2日多く、3連休が2回あり(合計12日)、来館者が増加したことも、売り上げ増に寄与した。
立地別にみると、中心地域は総合で5.5%増、周辺地域は6.5%増。
立地を問わず休日日数増加により、前年を上回った。
中心地域は販促施策やイベント開催が来館増につながった。周辺地域は、レジャー需要にも対応する広域商圏型SCが特に好調だったという。
業種別にみると、「ファッション」は気温低下により冬物衣料が稼働した。
「雑貨」は保湿・防寒アイテムのほか、キャラクター雑貨やファンシー雑貨が好調。「食料品」はクリスマス関連商品やお歳暮需要が堅調だった。
「飲食」は、季節メニューの稼働や忘年会利用が売り上げにつながった。「サービス」は、美容やリラクセーションが好調に推移している。
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