インフキュリオン/プリペイドチャージ連携サービス「CharG」販売開始
2023年07月27日 10:00 / IT・システム
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インフキュリオンは7月21日、新たなプリペイドチャージ連携サービス「CharG(チャージー)」を販売すると発表した。「CharG」は、自社Payサービスや地域マネーなどのプリペイドサービスに新たなチャージ手段を低コスト&スピーディーに追加構築するための連携サービス。銀行口座からのリアルタイムチャージのほか、今後は後払いチャージ、ATMチャージなど様々なチャージ手段の開発を計画している。
2023年9月からチャージ手段の第1弾として、全国の金融機関が加盟する日本電子決済推進機構が運営する「Bank Pay」との接続を予定している。「Bank Pay」との接続によりメガバンクをはじめとした140行以上の金融機関の銀行口座から直接リアルタイムにチャージすることができ、自社Payサービスの価値の向上とユーザーの利用促進を実現する。チャージのプロセスに必要な機能を、API方式の提供だけでなくWebのUI画面を提供することで、既存のプリペイドサービスにスムーズに組み込むことが可能だ。
スーパーマーケットをはじめとする小売業界ではキャッシュレス決済の導入が広がる一方で、支払手数料の負担など経営を圧迫する課題が顕在化し、自社オリジナルの決済サービス(自社Pay)の導入が進んでいる。しかしながら、インフキュリオンが行った調査では自社Payの利用頻度が高いユーザーの約3割が「チャージの手間がかかる」「店頭で現金チャージしかできないことが不便」と回答しており、多様なチャージ手段の提供が求められている。
近年、「非金融事業者が既存のサービスに金融サービスを組み込む」ことで顧客体験を向上させる「Embedded Finance(エンベデッド・ファイナンス)」がFintechの新たな形として注目を集めている。インフキュリオンは、「Wallet Station(ウォレットステーション)」および「CharG(チャージー)」、「Xard(エクサード)」などの多彩な金融サービスを機能単位で提供するプラットフォームを通じて、あらゆるサービスにFintechを組み込み、社会に新しい価値を生み出すという。
■CharGについて
https://infcurion.com/charg/
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