オール日本スーパーマーケット協会/PB「くらし良好」競合と戦う商品を強化
2023年08月24日 13:20 / 商品
オール日本スーパーマーケット協会(以下:AJS)/コプロは、プライベートブランド(PB)「くらし良好」において、会員各社が「みんなで売る!と決めた商品」を強化している。
コプロが8月24日開催した「2023年度AJS商品・用度展示会」で、「みんなで売る!と決めた商品」を競合と戦う商品として紹介している。
第7次中期事業計画における商品事業のテーマとして、「くらし良好」を本当の意味でのプライベート・ブランドにすることを掲げた。中でも、「みんなで売る!と決めた商品」は会員企業トップが取り扱いを前提にしたコンセンサスのもと、カテゴリーの中心商品で低価格、他の有力プライベートブランドをターゲットに、ターゲットに対して品質同等を目指し、商品開発しているという。
2021年4月から開始した取り組みで、2021年48アイテム、2022年64アイテム、2023年8月現在では「ミートソース」「薄力粉」「味わい食パン6枚切り」「ロースハム4連」「サージカルマスク」など75アイテムまで増加している。
また、2023年で商品開発50周年を迎えた「くらし良好」「コプロオリジナル」は、全部門で799SKUがそろう(7月31日現在)。
田尻一会長は「くらし良好は、普段使いの食品などを中心に展開。新規に会員になる企業はAJSの教育事業に期待するとともに、くらし良好を導入したい要望が強い。展示会にベトナム企業が視察に来ており、ベトナムでも他社との差別化にPBを採用したい意向があるようだ」とコメントしている。
2022年7月~2023年6月における「くらし良好」商品取扱高の全部門合計では、1位はサミット97億561万円、2位関西スーパー42億8174万円、3位アルプス19億7854万円。
なお、「2023年度AJS商品・用度展示会」は369社・521コマが出展。参加者は1000人前後を見込んでいる。
AJSは2022年7月現在、会員企業61社、総店舗数4049店舗、総売上高3兆2065億円、賛助会員371社。
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