清涼飲料/4月1位はキリン「生茶」

2024年05月29日 10:00 / POS分析

マーチャンダイジング・オンが発表した新商品の売り上げランキングによると、4月の清涼飲料の1位は、キリン「生茶」525mlだった。

コクのある余韻を生み出す「微粉砕茶葉」をこれまでの約3倍使用。新技術「凍結あまみ製法」が新茶のようなあまみを引き出すという。

<清涼飲料の新商品ランキング>

2位は、アサヒ「三ツ矢特濃オレンジスカッシュ」500ml。果実成分が沈むほど特濃なオレンジスカッシュ。甘みの詰まった果汁を贅沢に使用し、微炭酸で爽やかに仕立てた。果実をまるかじりしたような味わいが感じられる炭酸飲料で、カラダにうれしいビタミンC入り。

3位は、日本コカ・コーラ「綾鷹」650ml。豊かなうまみと軽やかな後味。今の時代にあわせて、茶師と協働して仕上げた「まるで淹れたて一杯目のおいしさ」だという。うまみはしっかり本格、なのに後味は軽やかな味わい。

5週間以内に発売した商品は、1位キリン「生茶」525ml、3位日本コカ・コーラ「綾鷹」650ml、6位サントリー「クラフトボス フルーツスカッシュ」500ml、8位アサヒ「三ツ矢こだわりぎゅっとメロンソーダ」570ml、9位日本コカ・コーラ「綾鷹 茶葉のあまみ」650ml、10位キリン「生茶 ほうじ煎茶」525ml、13位アサヒ「颯」620ml。

6位サントリー「クラフトボス フルーツスカッシュ」500mlは、りんご、オレンジ、レモン、ぶどう、ももをミックスした果実炭酸。しっかり甘くてすっきり爽快な後味となる。

8位アサヒ「三ツ矢こだわりぎゅっとメロンソーダ」570mlは、完熟メロン果汁と静岡県産マスクメロンのエキスを使用した炭酸飲料。熱を抑えて果実のおいしさを閉じ込める「三ツ矢」ブランドこだわりの「フルーツクオリティ製法」により、本格的なメロンの風味が楽しめる。

9位日本コカ・コーラ「綾鷹 茶葉のあまみ」650mlは、水出し玉露を使用。すっきりなのに茶葉のあまみたっぷり。こだわりのもと仕上げた味わい。

10位キリン「生茶 ほうじ煎茶」525mlは、「二段焙煎」と「生茶葉鮮度搾り製法」で、香ばしく余韻軽やかな味わいを実現。棒茶の配合を増量し、あまみ引き立つおいしさにした。

13位アサヒ「颯」620mlは、味わいをそのままに、微発酵茶葉を使用した香り高い緑茶であることを強調したパッケージに刷新した。

新商品ランキングは、マーチャンダイジング・オンが提供するRDS-POSを活用し作成した。

RDSとは、食品・日用品を中心に取り扱い、POSシステムを導入している全国の小売業(総合スーパー、食品スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア等)からPOSデータを収集、整備、データベース化したもの。

新商品の定義は、過去半年(26週)以内に発売された商品。これまでに実績のないJANコードで過去半年以内に初めて売り上げ実績が上がった商品を新商品と定義した。

ただし、パッケージ変更やリニューアルなどでJANコードが変更されることがあるため、見覚えのある新発売ではない定番商品も新商品ランキングに含まれる。

売り上げは、最新4週間の全国での100店舗あたり販売金額を基準とした。最新の5週間以内に発売された商品には☆印を付け、最もホットで売れている商品を紹介している。

■RDSについて
小売業:https://www.mdingon.com/services/new_rds/

メーカー・卸業:https://www.mdingon.com/products/market_pos/

注:マーチャンダイジング・オン社提供のRDS-POSデータ分析については、記事、写真、図表などを複写、転載などの方法で利用することはできません。

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