ローソン/店内厨房を活用した「ゴーストレストラン」北海道で初導入

2025年05月22日 10:24 / 経営

ローソンは5月22日、デリバリー専用として開発した商品を店内厨房で調理して宅配するサービス「ゴーストレストラン」を北海道のローソン店舗に初導入した。

<商品イメージ>
ローソン

店内調理サービス「まちかど厨房」を展開している札幌市内の20店舗に導入。店舗数は今後、拡大していく。

顧客がUber Eatsのアプリを通じて注文したローソンとは異なるブランド名(屋号)の出来立て商品を取り扱う。「スパゲッティの小屋」「炙りチャーシュー炒飯店」「Fried Foods Shop」の3ブランドで、アプリ上では、それぞれの屋号と注文を受けるローソン店舗名に続き「powered by LAWSON」と表示される。

ローソンでは、2022年1月から東京都内の1店舗でゴーストレストランの実証実験を開始。現在、東北・関東・中部・近畿・九州の約450店舗(2025年4月末時点)に導入している。先行導入しているエリアでは、トッピングを加えたメニューや大盛や特盛といったボリューム感のある商品が人気だという。

飲食店の閉まった深夜の時間帯での受注件数が多く、買い合わせとしてローソン店舗で販売している「からあげクン」やソフトドリンク、アルコールなどの注文が多い。

また、店舗の生産性向上という点では、朝食や昼食需要に合わせて弁当やサンドイッチなどの調理を行う「まちかど厨房」の空き時間活用にもつながっている。

店舗で販売する商品とは別に、デリバリーで人気の高いメニューを参考に専用商品を開発することで、飲食店が少ない地域で、その代わりにもなるサービスを目指す。

<今回の導入店舗一覧>
ローソン

ローソン/店内厨房を活用した「ゴーストレストラン」九州で開始

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