イオン/小牧危機管理センターに日産の電気自動車「e-NV200」配備
2016年03月23日 18:02 / 経営
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イオンは3月23日、災害発生時における事業継続体制強化のため、イオン小牧危機管理センターに日産自動車の電気自動車「e-NV200」を配備すると発表した。
災害に強く早期に営業を再開できる店舗・施設の機能を強化する一環として配備するもので、災害発生時の移動手段としてだけではなく、電力の供給が途絶えた場合の非常用電源として、施設内における通信設備や照明の復旧などにも活用が可能となる。
日産「e-NV200」は、大容量電力を蓄えることができるリチウムイオンバッテリーが搭載されており、車内2か所に設置しているパワープラグ(100Vコンセント)より1000Wの電力を8時間継続して供給することができる。
今後、同センターは大規模災害時に燃料調達が困難な状況下でも電気自動車を活用し、避難所へ緊急支援物資を輸送するなどライフラインとしての役割を果たす。
イオン小牧危機管理センターは、首都圏直下地震を想定し、2014年に愛知県小牧市にあるイオン小牧店内に、危機管理専門部署として設置した。
本社(千葉市幕張)が被災し機能不全に陥った場合、代替対策本部としての機能を担う。
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