三陽商会/1~3月は売上高36.4%減、営業損失5億円
2016年04月28日 14:23 / 決算
三陽商会の2016年12月期第1四半期決算は、売上高190億3200万円(前年同期比36.4%減)、営業損失5億1800万円(前期は49億7500万円の営業利益)、経常損失5億6700万円(49億4000万円の経常利益)、当期利益10億4400万円(31億2200万円の当期利益)となった。
アパレル・ファッション業界は、一部の高額品や訪日外国人による売上の下支えは見られるものの、消費マインドの低下はいまだ払拭されず、百貨店ボリュームゾーン展開ブランドを中心に、全般的に厳しい消費環境が続いた。
グループは、事業の選択と集中を掲げ、その方針に沿った事業構造改革を進めた。
2015年秋冬シーズンよりマッキントッシュロンドン(メンズ・ウィメンズ)、ブルーレーベル・クレストブリッジとブラックレーベル・クレストブリッジの各ブランドを全国百貨店、三陽銀座タワーなど直営店、サンヨー・アイストアなどEコマースで販売した。
100年コートやサンヨー・エッセンシャルズといった自社のものづくり力の象徴であるオリジナルブランドも積極的に展開した。
しかしながら、2015年春夏シーズンをもってバーバリーブランドのライセンス事業を終了したことによる売上高の減少に伴い、厳しい業績となった。
通期は、売上高770億円、営業損失20億円、経常損失17億円、当期利益3億円の見通し。
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