SAPジャパンは6月29日、ライフコーポレーションが全社KPIの共有を目的に「SAP Business Objects」を導入したと発表した。
約1年間の導入期間を経て、昨年4月に稼働し、現在は東西本社でKPIの共有に活用している。
同社は、従来行っていたPOSデータ分析により、営業数値などの集計表画面のみを各ユーザーに提示していたが、実績情報だけでは販売結果の分析には適しているものの、商品提供における各工程のプロセス最適化の可視化に課題を持っており、簡単にビジュアル化できる分析ツールを求めていた。
このようなビジュアル化ツールなどは、従来も各部署からの要望に応じて個別開発してきたが、近年は店舗数や店舗業態の拡大、取扱商品点数の増加などに伴い扱う情報量が肥大化し、迅速な対応が難しい状況になっていた。
複数のツールを比較検討した結果、国内においても長年にわたって、さまざまな業種・規模の企業での実績があり、安定性や品質面で優れていると判断し、SAP BusinessObjectsの導入を決めた。
今後は、各部門の中間管理職層や各店舗のバイヤーなど、活用ユーザーや活用範囲を拡大し、さらに掘り下げた分析に役立てていくことを視野に入れている。
経営企画本部長 兼 新規事業担当の森下留寿常務は「これまでPOSデータをもとに結果データを基にした高度な分析を実施してきた。一方で、店舗形態の拡大やNetスーパーとの連携などの業務の拡張にともない、従来にはないKPIマネジメントが課題となっていた。今回稼働した新システムでは、あらゆる部門において定義されたプロセスを可視化するKPIを時系列にビジュアル化し、全社共することでお客様によりご満足いただけるサービスの高度化を図っている」と説明している。
■問い合わせ
SAPジャパン
TEL:0120-786-727
http://www.sap.com/japan/contactsap
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