オートバックス/顧客ID統合連携基盤に「SAP Customer Data Cloud」導入
2024年03月29日 16:26 / IT・システム
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションとSAPジャパンは3月29日、カスタマー・アイデンティティー・マネジメントプラットフォーム「SAP Customer Data Cloud」がオートバックスセブンの顧客ID統合、グループ横断のデータ活用基盤として導入されたと発表した。
「SAP Customer Data Cloud」は、雑化した顧客IDや複数のデータベース、PC、スマホアプリなどのマルチデバイスからの顧客情報を統合・一元管理し有効性を高め、データ連携やアップデートメニューにより常にアップデートされた状態に保ち、マーケティング活動のための「アクショナブルデータ」を生成する。
さらに、信頼性と柔軟性を両立させたクラウド型により開発投資への費用・期間を効率化に貢献し、企業のマーケティングROIを効率化するプラットフォームサービスを提供する。
オートバックスセブンは、1974年にカー用品総合専門店「オートバックス」の第1号店出店を皮切りに、現在では全国に590店舗(国内、24年3月27日時点)を展開している。
持続的成長のための顧客が同社グループ、各サービスのwebサイトやアプリを訪問した際に、同じログインIDで横断的にサービスを利用できず、グループ全体の顧客体験を捉えられないという課題を抱えていた。
そこで、マーケティング基盤として「SAP Customer Data Cloud」をNTTコム オンラインの協力を得て採用。ログインIDを統合した。
これにより、ログインIDの共通化と併せて顧客の許諾を得ることで、グループ横断のデータ活用環境による最適なプロモーションが企画できるという。
■「SAP Customer Data Cloud」の問い合わせ先
https://www.nttcoms.com/service/ciam/
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