三菱地所は、大阪市中央区で「(仮称)大阪南船場ホテル計画」を着工した。2017年11月の竣工、同12月の開業を予定する。
計画建物は、「スマイルホテル」を主力ブランドとし、全国で49ホテルを運営するホスピタリティオペレーションズへ賃貸のうえ、同社がホテルを運営する。
計画地は、地下鉄堺筋線・長堀鶴見緑地線「長堀橋」駅から徒歩5分、同御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅から徒歩8分の場所に立地しており、商業の中心地である心斎橋エリアから徒歩圏内の利便性に優れた立地にある。
現在大阪は、訪日ビザの発給要件の緩和・免除措置の拡大等に加えて、関西国際空港内のLCCターミナルが整備されてきたことから外国人観光客が増加し、宿泊施設のニーズが旺盛な状況にある。
大阪をホテル需要の底堅いエリアとして捉え、今後もホテル開発を計画していく予定だ。
三菱地所は、7月1日着工の「(仮称)京都四条烏丸ホテル計画」など、東京や大阪など全国の大都市圏を中心に、現在4物件、合計客室数約1000室のホテル開発を進めている。
今後も国内外のホテルオペレーターと連携し、ホテルマーケットの動向や立地特性などに応じて、ビジネスホテルからハイエンドホテルまで幅広いカテゴリーのホテル開発に積極的に取り組み、新たな収益源としてホテル事業の拡大を図る計画だ。
計画概要
所在地:大阪府大阪市中央区南船場2-38
敷地面積:1213.7m2
延床面積:約7600m2
構造規模:鉄骨造、地上13階地下1階建
客室数:約300室
スケジュール:2016年8月ホテル建物新築工事着工
2017年11月ホテル建物新築工事竣工
2017年12月ホテル開業
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