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アドアーズは8月26日、スマートデバイス向けの事業を軸に、ゲーム事業、コマース・ライフスタイル事業、コミュニティ・メディア事業等を展開するグリーと業務提携すると発表した。
双方のバーチャルリアリティ(VR)に関する事業の進展を目的とし、VR関連技術を活用したアミューズメント施設、アミューズメント施設向け遊戯機器と付帯するソフトウェアの開発などにつき、業務提携を行うもの。
2016年度内を目処に、アドアーズが有するアミューズメント施設の立地と店舗オペレーションノウハウと、グリーが有する各種ゲーム開発ノウハウを掛け合わせることにより、従来にはなかったVRアトラクション常設型のVR専門アミューズメント施設を開設する。
VR専門アミューズメント施設は、アドアーズが渋谷で運営する既存店舗の一部フロアを改装し、VR専門店舗とする予定だ。グリーは同店舗に設置するオリジナルのVRアトラクションの開発を担う。
渋谷という、人々の流行に身近な立地に常設型のVR専門店舗を開設することで、これまで国内では一時的な「体験」という形でしか提供されてこなかったVRを、誰でも気軽に接して楽しむことができる「遊び」へと昇華させていきたいという。
中長期的には、VR専門店舗で開発したVRソフトなどの国内・海外におけるライセンス販売や、VRとスマートフォンとの連携アプリの企画・開発までを視野にいれており、業務提携により、新しいVR市場において、双方の強みを生かしたエンターテインメントとしてのVR関連事業を構築し、発展させるという。
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