モスフードサービス/モスファーム千葉設立、トマトの調達強化
2017年10月05日 13:45 / 経営
モスフードサービスは2018年3月、モスバーガー店舗で使用する生鮮野菜の安定した調達と産地との協力体制強化を目指し、農業生産法人・モスファーム千葉で本格的な作付けを開始する。
初年度は、トマト約10トン、5年後には35トン(年間収穫総量)を生産する計画。同社として、農業生産法人を設立するのは全国で7例目となり、千葉県では初めての設立。
モスファーム千葉は7月21日に設立された、モスフードサービスとテンアップファームとの共同出資会社で、資本金は4510万円。同社は新会社に対し3500万円を出資し、77.7%の株式を保有する株主となりる。議決権ベースは49.5%と、1/2以下。
新会社は、千葉県富里市と芝山町に総作付面積で約1.8ヘクタール(約5400坪)の農場を運営する。富里、芝山農場は、千葉県北部の北総台地ほぼ中央に位置し、土質は火山灰土で肥沃な土壌に恵まれ、比較的温暖な気候で、一年を通して野菜の栽培が可能。
富里農場はトマト(5月~11月)と玉ねぎ(9月~5月)を栽培し、芝山農場はにんじん(10月~2月)を栽培する。にんじんは、モスファーム千葉の売り上げと収益確保のために栽培する。
ハンバーガーに必要不可欠なトマトの確保と品質の強化として、生産の端境期となる8月下旬~11月を含めたトマトの全体的生産量の増加を目指す。5月~6月、8月下旬~11月収穫で低段栽培を実施する。
また、玉ねぎの新規産地開拓を行う。モスバーガー全体量の安定的維持、確保を目的に試験栽培から実施する。次世代農業者の育成と農業活性化による地域の活性や雇用の創出、社員研修や食農教育イベントを行える農場の確保に取り組む。
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