デサント/韓国に合弁会社を設立
2017年06月16日 11:50 / 海外
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デサントは6月16日、10月から、韓国での「アリーナ」ブランド製品の販売とマーケティング活動を実施する合弁会社「ARENA KOREA」を設立すると発表した。
子会社であるDESCENTE KOREA(DK社)と、韓国における「アリーナ」ブランドのスイム用品の独占販売代理店であるDONGIN SPORTS(DONGIN社)との合弁で、資本金は約5億円。
出資比率は、DONGIN社65%、デサント25%、DK社10%。韓国における「アリーナ」ブランド製品の開発・企画・小売・卸売とローカルマーケティングを行う。
アリーナブランドは、競泳トップ選手が着用する高機能なレーシング用水着から、ウォータースポーツ愛好者に広く利用されるアイテムまで、幅広い商品を全世界で展開しているグローバルスイムウエアブランド。
同ブランドの日本、韓国、中国、香港、その他東南アジア各国における商標権を保有し、商品を展開している。
2016年5月に発表した「VISION2020」において、アリーナブランドで、2020年に、アジア10か国以上でスイムウェア売上高No.1となること、オリンピックでの競泳水着着用率&メダル獲得数No.1を目標に掲げている。
韓国において、DONGIN社はその前身となる会社により、1981年から「アリーナ」ブランドの展開を開始、1986年からは独占販売代理店として同社が企画するライセンス商品の販売により業績を拡大し、同ブランドをスイムウェア市場における市場シェアNo.1に押し上げてきた。
今回、自社、DK社とDONGIN社の3社で合弁会社を設立することで、DONGIN社がこれまで築き上げてきたサプライチェーンに、グループの強みであるスポーツウェアの開発・企画力と、売場創りやVMDにおけるノウハウを掛け合わせて、商品力、マーケティング力を高め、同市場における「アリーナ」ブランド事業の更なる成長と事業基盤の強化を目指す。
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