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イオン/2023年にミャンマーに1号店をオープン

2020年08月04日 14:10 / 海外

イオンとイオンモールは8月4日、ミャンマー連邦共和国でショッピングモール事業を展開するために、ミャンマー最大の不動産ディベロッパーであるSHWE TAUNG REAL ESTATE CO.,LTD.(シュエタン)との合弁会社「AEON MALL MYANMAR CO.,LTD.(イオンモールミャンマー)」を設立し、2023年の開業をめざして1号店となるショッピングモールをヤンゴン管区ダゴンセイカンタウンシップ(ヤンゴン郊外)に出店することを決定した。

<1号店のイメージ>
1号店のイメージ

イオンモールミャンマーは、今後、ミャンマーでの多店舗展開に向けた物件開発を推し進めるとともに、その子会社で運営会社となる「AEON MALL SHWE TAUNG CO.,LTD.」が、1号店の開発、リーシング、管理・運営を一貫して行う。

両社は、イオンモールがこれまで日本国内や中国・アセアン地域で培ってきたショッピングモール開発のノウハウを活かし、新しいライフスタイルの提案やデジタルとリアルの融合等の発信を行い、地域の人々が楽しめる最先端のショッピングゾーン、エンターテインメント空間、地域のコミュニティ機能としての場を提供することで、ミャンマーの更なる発展、経済活性化に寄与する。

計画地であるダゴンセイカンエリアは、ヤンゴンの中心部より東北に約10㎞に位置し、都市計画では新たな副都心計画の一つとして、2014年からSHWE TAUNGグループにより新都市開発が進められている。

日本政府主導で開発がすすめられたティラワ経済特区に近く、道路環境も良くアクセスし易いことから、近隣では多くの開発計画が進められており、今後新たな住宅開発により100万人超のマーケットを有する期待されたエリアだという。

イオンは、中期経営計画(2018年~2020年)の共通戦略のひとつに「アジアシフト」を掲げ、アセアン地域や中国においてグループ一体となった成長戦略を推進している。

今後も、日本同様にモールビジネスの確立やEコマースなどのデジタルシフトを推進するとともに、アセアン各国や中国の消費者の多様なニーズに対応することで、お客のより豊かな生活の実現に努める。

■(仮称)イオンモールダゴンセイカン計画
所在地:ミャンマー連邦共和国ヤンゴン管区ダゴンセイカンタウンシップ内
敷地面積:約72,000m2
延床面積:約122,000m2
総賃貸面積:約69,000m2
核店舗:イオン(GMS)
専門店数:約200店舗
スケジュール:着工予定2021年上期
開店予定:2023年度中

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