イオンモール/中国・天津市「イオンオール天津中北」2022年秋に増床リニューアル
2021年08月06日 14:20 / 海外
イオンモールは8月5日、中国・天津市で運営するショッピングモール「イオンオール天津中北」を2022年秋に増床リニューアルすると発表した。
同モールは、「イオンモール天津TEDA」に続く天津市内2号店として、2012年4月にオープン。天津市の重点プロジェクト「南運河総合開発地区」の南運河都市休憩ビジネスセンター内初の大型商業施設となっている。
今回の増床リニューアルは、顧客ニーズの変化に応え、幹線道路や公共交通網の整備、住宅開発によりさらなる人口増加が見込まれることから、天津西部エリアの都市型NO.1モールを目指し実施するもの。
これまで駐車場として利用していた3階フロア(約1万6000m2)を店舗化し、レストラン、キッズアミューズメント、アパレルなど、新たに84店舗を導入。既存フロア(1・2階)においても全体の3割にあたる50店舗を刷新する。
会員システム、オンラインショッピングのプラットホームの構築など、ライフスタイルの変化に対応した売場環境を整備する。
増床する3階に、ニューレストラン街は「ワールド・キッチン」をコンセプトに、話題のグローバルグルメが集結。中国河北省の人気料理店「小放牛」、安徽省の定番料理をメインに取り入れた「小菜園」、湖南省発祥の料理店「湘芸」などがそろう。
2階にあったフードコートをニューレストラン街に移設、専門店ファサードと、客席の構成で、都市を身近で感じる、開放感のあるフードコートを新設する。
3階のトレンドスポーツゾーンには世界3大ブランド「NIKE」「adidas」「puma」、中国人気ブランド「中国李寧」「ANTA」、ヒップホップ系ファッション・ストリート系のトレンドカジュアルブランドを導入。韓国の人気ストリート系ブランド「MLB」、南カリフォルニア発のスポーツカジュアルブランド「SKECHERS」、ハイキングや登山で人気のブランド「Timberland」などが出店する。
3階のキッズゾーンは、約1万m2で展開。中央には、ゾーンシンボルとなる遊び場「Big creature world」を設置する。北側には「孩子王」「哈尼鹿」「カール飛車」とキッズ関連の大型店を配置する。メインストリートは「NIKE」「adidas」「FILA」と中国の人気ブランド「LINING」「ANTA」などのキッズ専門店が集結するほか、「LEGO教育」「開心杰米」などの教育専門店を導入する予定だ。
同社の中国事業における増床リニューアルは、2020年7月のイオンモール武漢金銀潭に次ぐ2モール目、北京・天津エリアでは初の実施となる。
■イオンモール天津中北
所在地:中国天津市西青区
TEL:(国番号86)022-8719-5500
専門店数:約250店舗(増床リニューアル前比+84店舗)
核店舗:イオン天津中北店
敷地面積:約16万3000m2
延床面積:約12万5000m2
総賃貸面積:約7万6000m2(内増床フロア+約1万6000m2)
駐車台数:約3300台
開業予定日:2022年秋(予定)
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