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マックスバリュ九州/3~8月は売上高12.4%増、営業利益56.0%増

2016年10月05日 13:06 / 決算

マックスバリュ九州の2017年2月期第2四半期決算は、売上高858億8600万円(前年同期比12.4%増)、営業利益13億6000万円(56.0%増)、経常利益13億8200万円(53.7%増)、当期利益4億6300万円(38.8%増)となった。

2016年4月に熊本地震が発生し、今現在も余震活動が続いている。熊本市を創業の地とし、熊本県下に19店を展開する自社グループにおいても、一時的に営業を中止せざるを得ない店舗が発生するなど、大きな影響を受けた。

全社一丸となっていち早い営業再開に取り組んだ結果、お客の大きな支持を得て、熊本地区の店舗は売上高・客数ともに大幅増となり、業績改善の下支えとなった。

完全子会社であるクリエイトとの吸収合併の効力発生日を9月1日に控え、合併効果を最大化するために、収益改善の見込みが立たない店舗の閉鎖を行った。

閉鎖店舗の従業員については近隣店舗に異動を行い、雇用を維持すると共に、採用難による人員不足の解消を図った。

販売費・一般管理費は、採用環境の悪化と人手不足による採用コスト並びに労務コストが増加傾向となっている。

6月から、新たな販促手段としてWAONポイントカードを新規導入したため初期導入コストが発生し、販売促進費用が増加傾向になる一方、LED照明設備の導入等による電気使用量の減と燃料調整費ダウンによる電気代の削減により、経費の削減を図った。

通期は、売上高1660億円、営業利益21億5000万円、経常利益22億円、当期利益6億円の見通し。

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