ユナイテッドアローズ/4~12月は売上高2.7%増、営業利益17.3%減
2017年02月06日 12:23 / 決算
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ユナイテッドアローズが2月6日に発表した2017年3月期第3四半期決算は、売上高1076億400万円(前年同期比2.7%増)、営業利益81億800万円(17.3%減)、経常利益82億6400万円(16.0%減)、当期利益51億7500万円(15.4%減)となった。
基本商品政策の見直しによる商品力強化に加え、グループのブランドポートフォリオ再整備によるMDの最適化に向けた取り組みに着手した。
グリーンレーベルリラクシング事業では、気温に応じて商品をきめ細かく投入する商品企画サイクルの運用精度を上げたことで夏から秋へのシーズン端境期においても堅調に推移したのに加え、クールビズや式典需要などへの機会対応の強化により安定した実績を残した。
UAにしか出来ないECサービスの提供では、売れ筋商品を中心にネット通販店舗への在庫供給を増やして販売機会ロスを軽減させた結果、第3四半期累計期間の単体ネット通販売上高は24.2%増となった。
8月には自社ハウスカード会員とオンラインストア会員の統合とポイントサービスの一元化を行い、会員数の増加と売上の向上につなげた。
出退店では、ユナイテッドアローズ事業は5店の出店、2店の退店、グリーンレーベルリラクシング事業は1店の出店、1店の退店、スモールビジネスユニットは2店の出店、4店の退店、アウトレットは2店の出店、1店の退店を実施した。
10月1日付けの会社分割による当社連結子会社のCHROMEHEARTSJP合同会社へのクロムハーツ事業の承継に伴い、同事業の10店については、同子会社の運営に移った。
期末の小売店舗数は222店、アウトレットを含む総店舗数は246店となった。
通期は、売上高1450億円、営業利益90億9200万円、経常利益92億円、当期利益52億円の見通し。
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