ヤフー/4~6月のコマース事業は4.7%増の1422億円
2017年07月28日 10:38 / 決算
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ヤフーが7月28日に発表した2018年3月期第1四半期決算によると、コマース事業の売上高は1422億円(前年同期比4.7%増)、営業利益249億円(13.8%増)で、全売上に占める割合は66.9%となった。
「Yahoo!ショッピング」における広告売上が大きく増加したことに加え、前連結会計年度にイーブックイニシアティブジャパンを連結子会社化したことなどにより、コマース事業の売上は増加した。
eコマース国内流通総額は、15.8%増の4981億円となった。うち、アスクル単体におけるBtoB事業インターネット経由売上高(取扱高、20日締め)は、587億円となった。
「Yahoo!ショッピング」では、顧客数が新規・既存共に大幅に増加したことや、ソフトバンクのスマートフォンユーザーへのTポイント還元施策などが寄与し、「Yahoo!ショッピング」と「LOHACO」(アスクルにおけるLOHACO事業の売上高(取扱高、20日締め))の合計の取扱高が、39.9%増と大きく増加した。
「Yahoo!ショッピング」取扱高のうち、Yahoo!プレミアム会員による取扱高の比率が、引き続き拡大した。
2017年6月末時点での月額有料会員ID数は2476万ID、うちYahoo!プレミアム会員数は1692万IDとなり、ソフトバンクとの連携施策等により前年同期比で大幅に増加した。
クレジットカード有効会員数は、前年同期比で引き続き増加し、382万会員となった。
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