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ヤマナカ/4~12月は営業損失2億6900万円

2018年01月24日 09:10 / 決算

ヤマナカが1月24日に発表した2018年3月期第3四半期決算は、売上高741億9200万円(前年同期比0.2%減)、営業損失2億6900万円(前期は2億2400万円の営業利益)、経常損失1億9500万円(2億8800万円の経常利益)、当期損失1億1800万円(1億2800万円の当期利益)となった。

商品政策では、消費者ニーズに対応して簡便・即食・健康などをテーマにした品そろえの強化に取り組み、カット済み便利野菜やレンジ調理商品などのコーナー展開、冷凍食品の品そろえ強化、特定保健用食品や機能性表示食品などの取り扱いの拡大などに取り組んだ。

特に、デリカ部門では連結子会社であるサンデイリーの米飯工場を活用することで米飯類の品そろえ強化を図った。

販売政策では、創業95周年企画として記念商品の販売や記念キャンペーンの開催などを実施した。

自社ポイントカード「グラッチェプラスカード」のポイント5倍デーの開催日増加などポイントカード販促を強化しお客の支持を得た。

店舗政策では、990m2スタイルの小型店フォーマットの確立を目指し、2017年12月に滝ノ水店(名古屋市緑区)を新規出店した。

1485m2スタイルの地域に密着したスーパーマーケットの確立をめざし11月に東海店(愛知県東海市)を建て替えによりリニューアルオープン、その他既存店の活性化を図るため10月に松原店(名古屋市中区)の改装を実施した。

松原店から改装時に生産性向上の取り組みの一つとしてセルフ精算レジを導入し、東海店、滝ノ水店と現在3店で導入した。

通期は売上高1008億円(0.9%増)、営業利益3億円(52.1%減)、経常利益3億5000万円(51.4%減)、当期利益1億9000万円(60.5%減)の見通し。

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