ヤフー/4~12月のコマース事業は5.1%増の4379億円
2018年02月02日 08:27 / 決算
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ヤフーが2月2日に発表した2018年3月期第3四半期決算によると、コマース事業の売上高は4379億円(前年同期比5.1%増)、営業利益619億円(5.4%減)、全売上高に占める割合は66.5%となった。
「Yahoo!ショッピング」における広告売上が大きく増加したことに加え、前連結会計年度にイーブックイニシアティブジャパンを連結子会社化したことなどにより、コマース事業の売上は増加した。
また、eコマース国内流通総額は、前年同期比で14.8%増の1兆5692億円となった。うち、アスクルにおけるBtoB事業インターネット経由売上高(20日締め)は、1719億円となった。
「Yahoo!ショッピング」では、顧客数が新規・既存ともに大幅に増加。
ソフトバンクのスマートフォンユーザーへのTポイント還元施策等が寄与したことに加えて、アスクルがチャームを連結子会社化したことなどにより、「Yahoo!ショッピング」、「LOHACO」(アスクルにおけるLOHACO事業の取扱高(20日締め))、チャームの合計の取扱高が、34.9%増と大きく増加した。
「Yahoo!ショッピング」取扱高のうち、「Yahoo!プレミアム」会員による取扱高の比率が、引き続き拡大した。
2017年12月末時点での月額有料会員ID数は2511万ID、うち「Yahoo!プレミアム」会員数は1869万IDとなり、ソフトバンクとの連携施策などにより大幅に増加した。
クレジットカード有効会員数は、引き続き増加し、442万会員となった。
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