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ローソン/3~5月は、夕夜間強化も営業利益22.0%減

2018年07月11日 17:20 / 決算

ローソンが7月11日に発表した2019年2月期第1四半期決算は、売上高1705億1600万円(前年同期比7.1%増)、営業利益126億7700万円(22.0%減)、経常利益120億6300万円(24.5%減)、当期利益61億6900万円(35.7%減)となった。

<ローソン>
ローソン

国内コンビニエンスストア事業の売上高は1151億4400万円(6.2%増)、営業利益は101億7200万円(22.3%減)となった。

「ローソン」「ナチュラルローソン」「ローソンストア100」の出店数は293店、閉店数は71店となり、5月末日現在の国内総店舗数は1万4214店となった。

3月から、お弁当やおにぎり、揚げ物、惣菜、サラダ、スープなど毎日の身近な一品を、「ごちそうローソン」(“ごちろう。”)としてローソン店頭で展開し、特に夕方から夜にかけての時間帯の品ぞろえの拡充を進めた。

前年度に店舗へ導入したタブレット型端末により、カウンターファストフードの販売管理をよりスムーズにするなど、店舗の生産性を向上させたことに加え、今年度は、店舗における金銭管理の効率化を目的に、全国の店舗を対象として、自動釣銭機能付きの新しいPOSレジ(販売時点情報管理レジ)の導入を順次、進めた。

4月に「おにぎり屋」ブランドを一新し、より製法や具材にこだわったおにぎりを発売したことにより売上を伸ばした。

野菜を採り入れながらおいしくて健康的な「もっと!野菜」シリーズのリニューアルにより、1/2日分の野菜が摂れる中華丼や焼ビーフンなどの販売も好調に推移した。

1日分の野菜を使用した「NLグリーンスムージーOneDay200g」などの新商品も発売した。

カウンターファストフードでは、焼き鳥やコロッケなど夕食のおかずに合う商品を中心に、パックに入れた陳列を拡充するなど、夕方から夜の時間帯にかけて惣菜の品ぞろえを強化した。

デザートでは、4月にGODIVA社との共同開発商品「UchiCafeSWEETS×GODIVA」シリーズの第6弾のショコラスイーツ「ショコラパフェ」と「ショコラマカロン」を発売し、女性客を中心に人気を集めた。

6月には同社とのコラボ商品シリーズ初となる「和」をテーマとした「生ショコラ大福」を発売した。販売促進施策では、金曜日の夕方に対象商品が20%割引となるフライデーセールを実施した。

通期は売上高7320億円(11.4%増)、営業利益600億円(8.8%減)、経常利益570億円(12.5%減)、当期利益280億円(4.4%増)の見通し。

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