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USMH/3~8月、コスト削減で営業利益11%増

2018年10月10日 09:35 / 決算

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスが10月10日に発表した2019年2月期第2四半期の連結決算は、営業収益3487億円(前年同期比1.1%増)、営業利益56億1000万円(11.0%増)、経常利益58億4900万円(12.5%増)、純利益33億2300万円(5.2%増)となった。

<カスミ店舗イメージ>
カスミ

一部商品部門の仕入統合を継続するとともに、共同企画商品や共同調達を拡大し、プライベートブランド商品「eatime」も、9月には新たに17品目を発売し合計52品目とした。ICT部門ではシステムコスト削減の取り組みを継続している。

売上面は、既存店前年同期比1.1%減となった一方で、荒利益率の改善が進み、売上高総利益率が前年同四半期より0.4%増の28.5%となったことから増収を確保。

マルエツ単体の営業収益は1880億3900万円(前年同四半期比0.5%増)、カスミ単体の営業収益は1366億2900万円(1.6%増)、マックスバリュ関東単体の営業収益は219億2800万円(1.9%増)だった。

また、資材などの共同調達によるコスト削減を継続するとともに、総労働時間に着目した人件費伸長率抑制の取り組みを推進している。

8月末までに、マルエツが5店舗、カスミが3店舗、グループ計で8店舗を新設。

マルエツが2店舗、カスミが1店舗、グループ計で3店舗を閉鎖、合計店舗数は、中国江蘇省の2店舗を含めて518店舗。

2019年2月期通期の連結決算は、営業収益7200億円(前期比4.0%増)、営業利益147億円(4.5%増)、経常利益148億円(4.3%増)、純利益61億円(18.1%減)を予想している。

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