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カルビー/4~9月国内スナック好調で原価改善、営業利益13.6%増

2018年10月29日 09:20 / 決算

カルビーが10月29日発表した2019年3月期第2四半期の連結決算は、売上高1210億6700万円(前年同期比1.9%増)、営業利益117億4000万円(13.6%増)、経常利益125億6000万円(19.0%増)、純利益96億2800万円(36.7%増)となった。

<「フルグラ」中国販売が伸長>
フルグラ

売上面は、国内事業におけるスナック菓子の増収と、海外事業におけるシリアル食品およびスナック菓子の増収により、前年同期を上回った。

国内スナック菓子は、ポテトチップスが台風の影響に起因した馬鈴しょ不足により、前第1四半期に販売調整を行ったが、今期は売上を伸ばしたことが貢献し、増収。

海外シリアル食品においては、「フルグラ」が、8月から新たに京都工場の生産を開始し、中国向けの販売チャネルの拡大を図り売上を伸ばした。海外スナック菓子は、主にインドネシアや豪州の売上が拡大し、増収となった。

営業利益は、国内事業において、ポテトチップスの売上増加により工場稼働率が回復し原価が改善したことや、海外事業においても、北米の廃棄ロス低減により原価が改善し、増益だった。

2019年3月期通期の連結決算は、売上高2550億円(前期比1.4%増)、営業利益295億円(10.0%増)、経常利益290億円(10.8%増)、純利益190億円(9.6%増)を予想している。

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