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コーセー/4~9月国内外で好調、売上・利益が過去最高に

2018年11月01日 10:10 / 決算

コーセーが10月31日に発表した2019年3月期第2四半期の連結決算は、売上高1609億9600万円(前年同期比11.3%増)、営業利益307億1200万円(30.9%増)、経常利益326億1000万円(36.2%増)、純利益222億1400万円(46.0%増)となった。

売上高は、全セグメント及び全ての地域において前年を上回った。第2四半期として、過去最高を6期連続で更新した。なお、連結売上高に占める海外売上高の割合は26.4%。

利益は、重点グローバルブランドを中心とした増収効果に加え、原価低減、販売費及び一般管理費の効率的な運用に、いずれも過去最高となった。

化粧品事業は、ハイプレステージ領域、プレステージ領域いずれも好調に推移。ハイプレステージ領域は、同社初のシワ改善美容液「iP.Shot アドバンスト」(医薬部外品)を発売した「コスメデコルテ」が業績を牽引した。

専門店チャネルへの新業態提案を推進したアルビオン、北米市場を中心にメイク製品を展開する米国タルト社なども売上が伸長した。

海外では、アジア市場において重点グローバルブランドの販売が好調な韓国と中国が業績を牽引した。

また、国内外における免税チャネルの売上も大幅に増加し、売上高は1214億6100万円(13.2%増)、営業利益は286億4700万円(32.2%増)となった。

コスメタリー事業は、洗顔・クレンジングの「ソフティモ」、シートマスクの「クリアターン」、ボタニカルヘアケアシリーズ「サロンスタイル ビオリス」など、コーセーコスメポートの主要ブランドが好調に推移した。

アイカラーパレットの限定商品が好評だったセルフメイクブランド「ヴィセ」などが売上を拡大し、売上高は381億7200万円(5.5%増)、営業利益は41億5200万円(16.1%増)だった。

2019年3月期通期の連結決算は、売上高3250億円(前期比7.1%増)、営業利益560億円(15.7%増)、経常利益574億円(18.3%増)、純利益383億円(25.1%増)を予想している。

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