コーセー/純粋持株会社体制移行を検討
2024年11月12日 16:38 / 経営
コーセーは11月11日、純粋持株会社体制へ移行する検討を開始した。
今後、株主総会の承認や必要な関係当局の認可等が得られることを前提として、2026年1月を目途に純粋持株会社体制へ移行する。
純粋持株会社体制への移行に関する日程や方法等の詳細は、決定次第、改めて発表する。
事業環境は大きく変化しており、今後の国内市場におけるさらなる業容拡大や本格的な海外進出のためには、従来のビジネスモデルに固執しない、多様な商品・サービスの提供を推進する必要がある。
グループが中長期的な経営環境の変化に対応しながら、さらなる成長を図るため、グループの組織形態の在り方を検討することが必要と考えた。
純粋持ち株会社体制へ移行することで、グループシナジーの創出を強化するとともに、持株会社傘下の企業の機能の連携・統合、グループ全体の資金配分の戦略性や機動性をより一層高めることにより、グループ全体の競争力と企業価値の向上を図る。
より多様なビジネスモデルをグローバルで展開するため、グループ内の意思決定迅速化と経営資源の効率的な配分の実現を目指し、グループとしての全体最適化とガバナンスの強化を目指す。
■コーセーの関連記事
コーセー/OMOを意識した店舗づくりでアビームコンサルティング起用
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。