フジ/3~11月、衣料住居関連品の販売不振で売上高1.5%減
2019年01月08日 12:50 / 決算
フジが1月8日に発表した2019年2月期第3四半期の連結決算は売上高2314億6000万円(前年同期比1.5%減)、営業利益47億1900万円(1.8%減)、経常利益59億8100万円(0.3%減)、純利益31億5300万円(10.1%減)となった。
主力のスーパー事業は、eコマースを含めた販売競争激化や衣料住居関連品の販売不振などが影響し、営業収益は2266億1600万円(1.4%減)だった。
店舗では、2018年7月にスーパーABC上一万店(愛媛県松山市)を建て替え新設、11月にフジ波止浜店(愛媛県今治市)を新設、創業1号店のフジ宇和島店(愛媛県宇和島市)を建て替え新設した。
既存店の活性化策として、3月にフジグラン高知(高知県高知市)、フジグラン岩国(山口県岩国市)、フジグラン三原の生活館(広島県三原市)、7月にフジグラン山口(山口県山口市)、9月にフジグラン三原の食品館、10月にフジ柳井店(山口県柳井市)、11月にフジ宇和店(愛媛県西予市)の改装を実施。
5月にフジ・ZY三入店(広島市安佐北区)、10月にはフジ・ZY東雲店(広島市南区)をディスカウントストアからスーパーマーケットに業態変更し、それぞれ、フジ三入店、ピュアークック東雲店としてリニューアルした。
2019年2月期通期の連結決算は、衣料・住居関連商品の販売で売上高が低調に推移し、営業利益、経常利益においても、ともに当初計画を下回る見込み。純利益は、ヨンドシーホールディングスが行った自己株式の公開買付けに応募し、保有株式を譲渡したため、増加した。
売上高は前回予想比72億円減の3148億円(前期比0.5%減)、営業利益12億円減の74億円(2.2%増)、経常利益14億円減の91億円(1.8%増)、純利益は27億円増の88億円(57.0%増)を予想している。
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