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イオン九州/3~5月、営業損失7億9000万円

2019年07月08日 12:00 / 決算

イオン九州が7月5日に発表した2020年2月期第1四半期決算によると、営業収益534億3900万円(前年同期比1.9%減)、営業損失7億9000万円(前年前期は11億9800万円の損失)、経常損失6億1400万円(10億3100万円の損失)、四半期純損失4億8700万円(8億2100万円の損失)となった。

<イオン九州のホームページ>
イオン九州

総合小売事業の店舗数は51店舗となり、売上高は436億100万円(2.2%減)。

ホームセンター事業の店舗数は、期中に1店舗閉店したことにより33店舗となり、売上高は45億2000万円(3.9%減)。

戦略小型店、サイクル事業名などその他の事業の店舗数は、期中に3店舗を開店、1店舗を閉店したことにより28店舗となり、売上高は10億8300万円(6.2%増)。

新POSレジ、「イオン九州公式アプリ」などの新たなシステム、デジタル技術、佐賀県基山町に開設されたプロセスセンターの活用など、店舗におけるオペレーションの効率化により、販売費及び一般管理費を22.8%減とした結果、利益面は前年同期より赤字幅が縮まった。

総合小売事業は、前期及び当四半期において閉店した店舗の影響はあったものの、今年2月に取得したイオンショッパーズ福岡店(福岡市中央区)を4月に同社店舗としてリニューアルオープンしたことにより、5月度は増収となった。

都市部に立地する店舗として、オーガニックや減塩、カロリーオフなど健康面に配慮した商品の品揃えを強化した食料品売場、美と健康に関する商品の品揃えを拡充したビューティ&ファーマシー売場、毎日を心地よく過ごす大人のカジュアル衣料と肌着を中心とした新たな衣料品売場を展開。

新たな専門店も導入し、リニューアルオープン以降、幅広い世代が来客し、売上高は当初計画を上回って推移している。

既存店では、食料品売場の客数が前年同期比0.4%増だったため、売上高は0.3%増と伸びた。

ホームセンター事業では、3月~4月度は天候不順などの影響を受け園芸用品を中心に売上高は伸び悩んだが、5月度は、気温の上昇とともに園芸用品、アウトドア用品が好調に推移した結果、既存店売上高は5.6%増と伸長した。

通期は、営業収益2200億円(前期比1.9%減)、営業利益3億円(約5.8倍)、経常利益3億5000万円(35.0%増)、四半期純利益2億円(20.9%増)を見込んでいる。

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