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イオンモール/3~11月、日本の改装・海外好調で営業利益19%増

2020年01月09日 16:35 / 決算

イオンモールが1月9日に発表した2020年2月期第3四半期決算によると、営業収益2405億7300万円(前年同期比4.1%増)、営業利益422億6500万円(19.1%増)、経常利益367億8300万円(6.0%増)、親会社に帰属する当期利益235億300万円(4.0%増)となった。

<イオンモールイメージ>
イオンモール

日本事業の営業収益は2045億3800万円(3.1%増)、営業利益は361億2000万円(2.8%増)。モール事業は、既存モールにおいて4モールの増床、11モールのリニューアルを実施した。

消費税増税後の国内における消費需要の喚起を目的として、10月1日から31日までの1カ月間「レストラン・フードコート・カフェ WAON POINT5倍キャンペーン」を開催した。

11月22日から26日の5日間に「イオンモール ブラックフライデー」を全国のイオンモールで実施し、目玉商品を期間限定価格で取り揃え、イオンカード決済時のポイント5倍キャンペーンの実施などにより集客強化を図った。期間中の来店客数は8.5%増、専門店売上は6.9%増(いずれも曜日調整後)と好調に推移した。

中国・アセアンにおいては、ドミナント出店の進展に伴うブランディングメリットの享受が進み、営業収益が360億3400万円(10.2%増)と伸長し、営業利益は61億2600百万円(約19倍)。海外事業は、11月末で29モール体制となり、高い売上成長に比例して、営業収益、営業利益が伸長している。

新規出店に加え、既存モールにおける専門店入替によるリニューアルや計画的な増床、ジャパンクオリティでのモールオペレーションの競争力強化による集客力向上に向けた取り組みにより、今後も高い利益成長を見込んでいる。

通期は、営業収益3260億円(前期比4.2%増)、営業利益620億円(17.0%増)、経常利益540億円(3.4%増)、親会社に帰属する当期利益337億円(0.5%増)を見込んでいる。

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