京急/4~12月の流通業5.4%減の766億円
2020年02月14日 10:40 / 決算
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京浜急行電鉄が2月13日に発表した2020年3月期第3四半期決算によると、流通事業の営業収益は766億3200万円(前年同期比5.4%減)、営業利益22億4900万円(10.9%増)となった。
営業収益の内訳は、スーパーマーケット業386億8100万円(7.4%減)、コンビニ・物販業111億7300万円(5.0%減)、百貨店業240億7200万円(4.7%減)、ショッピングンセンター業(23.6%増)。
営業利益の内訳は、スーパーマーケット業6億300万円(32.9%増)、コンビニ・物販業10億4000万円(10.5%減)、百貨店業1億9100万円(83.4%増)、ショッピングンセンター業4億1400万円(35.2%増)。
百貨店業は、食品・婦人服の不調、外商の減少などにより減収となったものの、営業利益はほぼ前年どおりとなった。
ショッピングンセンター業は、前期に耐震補強工事に伴い休業していた店舗(ウィング新橋)が通期稼働したことなどにより増収増益だった。
スーパーマーケット業は、前期に閉店した店舗(京急ストア サニーマート店など)の影響などにより減収となったものの、前期に㈱京急ストアでのれんの減損処理を行ったことによるのれん償却額の減少などにより増益となった。
コンビニ・物販業は、平和島駅の耐震補強工事に伴うセブンイレブン店舗の休業などにより減収減益だった。
流通事業の通期は、営業収益1044億円(2.1%減)、営業利益28億円(18.6%増)の見通し。
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