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イオンモール/2月期収益・各利益過去最高「新型ウイルス」で通期未定

決算/2020年04月09日

イオンモールが4月9日に発表した2020年2月期決算によると、営業収益3241億3800万円(前期比3.6%増)、営業利益607億9400万円(14.7%増)、経常利益561億1700万円(7.5%増)、親会社に帰属する当期利益342億3900万円(2.1%増)となった。営業収益、各利益とも過去最高実績となった。

<セグメント別経営成績>
セグメント別経営成績

日本事業の営業収益は2749億9900万円(2.5%増)、営業利益は524億6000万円(0.1%増)だった。モール事業は、既存モールにおいて4モールの増床、11モールのリニューアルを実施した。

積極的な既存モールの増床およびリニューアルに加え、「ハピネスモール」の取り組みを通じた新たな顧客層の取り込み、ローカライゼーションの推進を目的とした営業施策の実施等、集客力強化に向けた施策を推進している。

中国事業は営業収益は358億5000万円(7.4%増)、営業利益は前連結会計年度と比較して60億7500万円利益改善し、56億2200万円(前連結会計年度は4億5300万円の営業損失)だった。

中国では、北京・天津・山東、江蘇・浙江、湖北、広東の4エリアを中心にドミナント出店を進めている。

その効果により、同社モールのブランド力が向上し集客力が高まることで、優良専門店の誘致、より有利なリーシング条件での契約が可能となるなど、ブランディングメリットの享受が進んでいるという。

既存17モールの専門店売上は、2桁水準の伸び率で推移した。

アセアンでは、営業収益は132億8800万円(18.1%増)、営業利益は前連結会計年度と比較して16億8600万円増益の26億8600万円(約2.7倍)となった。

ベトナムでは、急速な経済発展に伴うマーケットニーズの変化に対応した取り組みを推し進めており、既存モールでは、6月に6号店イオンモール タンフーセラドン(ホーチミン市)を増床リニューアルオープン、11月に4号店イオンモール ビンタン(ホーチミン市)のリニューアルを実施した。新規モールでは、12月にベトナム5号店、ハノイ市2号店となるイオンモール ハドン(ハノイ市)をオープンした。

インドネシアでは、2020年度にオープン予定の3号店イオンモール セントゥールシティ(西ジャワ地区)、4号店イオンモール タンジュン バラット(南ジャカルタ区)のオープン準備を進めた。

2021年2月期通期業績予想について、新型コロナウイルス感染症の世界規模での拡大に伴い、同社においても一部のモールでの臨時休業、専門店賃料減免等の対応を実施し、現時点においてその影響額を合理的に見積もることは困難であり、未定としている。

今後、業績予想の算定が可能となった段階で、速やかに公表するという。

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