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ドトール日レス/休業・人件費増響き3~5月当期損失45億円

2020年07月14日 12:50 / 決算

ドトール・日レスホールディングスが7月13日に発表した2021年2月期第1四半期決算によると、売上高189億200万円(前年同期比42.5%減)、営業損失22億3400万円(前期は31億2300万円の利益)、経常損失22億6500万円(前期は30億6700万円の利益)、親会社に帰属する当期損失45億500万円(前期は18億7700万円の利益)となった。

緊急事態宣言中の店舗休業などが影響し売上は激減。人件費・家賃などが収益を圧迫したことで前年実績を大きく下回ることとなり、コロナ関連の特別損失18億6600万円を計上、減収減益となった。

日本レストランシステムグループにおける売上高は60億6600万円(48.9%減)、セグメント損失は12億400万円(前年同期セグメント利益14億23百万円)。

緊急事態宣言中の店舗休業などが影響し、コロナ関連の特別損失5億7400万円を計上している。

新規出店は、「星乃珈琲店」を4店舗新規出店するなど、店舗網の拡大に努めた。その結果、「星乃珈琲店」の店舗数は、2020年5月末時点で国内においては257店舗となり、加盟店は34店舗となっている。

ドトールコーヒーグループにおける売上高は116億200万円(40.5%減)、セグメント損失は9億9300万円(前年同期セグメント利益13億98百万円)。

緊急事態宣言中の店舗休業などが影響し、コロナ関連の特別損失12億9200万円を計上している。

休業中は、改装をはじめとした魅力ある店舗作りに努め、テイクアウトメニューの拡充や売店商品の拡大策などに取組んだ。

緊急事態宣言後に営業を再開した店舗では、感染防止策を講じ、これまで以上の丁寧な接客を心掛けている。

通期は、売上高1050億2100万円(19.9%減)、営業損失1億9300万円、経常損失5900万円、親会社に帰属する当期損失41億4700万円を見込んでいる。

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