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三越伊勢丹HD/限定営業など影響し4~6月営業損失60億円

2021年07月29日決算

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三越伊勢丹ホールディングスが7月29日に発表した2022年3月期第1四半期決算によると、売上高885億6600万円、営業損失60億2700万円(前期は89億8900万円の損失)、経常損失57億4200万円(前期は98億5900万円の損失)、親会社に帰属する当期損失86億7300万円(前期は305億8400万円の損失)となった。

2022年3月期期初より、「収益認識に関する会計基準」等を適用しており、当該基準に基づいた予想となっている。このため、当該基準等適用前の前期の実績値に対する増減率は記載していない。当該基準等を適用しなかった場合の売上高は1963億1600万円(49.1%増)。前年のコロナウイルスによる休業の反動で大幅増収だった。

収益認識基準適用により中元売上の一部が第2四半期へ期ズレとなり、営業利益にも影響した。純利益は前年から219億円の赤字縮小となっている。営業利益の増加、持分法損益改善による経常利益の増加に加え、コロナ関連の特別損失や税金費用が減少したことによるもの。

営業利益は前年のコロナ特損影響をはじめとする減益要因がある一方、前年より営業拡大となった売上増、コスト構造改革の進捗が寄与するも、黒字化には至らなかった。緊急事態宣言下の一部閉鎖によるマイナス影響は、営業利益で約36億円と見ている。

セグメント別にみると、百貨店業は売上高は776億300万円(前年同期は1163億9400万円)、営業損失は82億3900万円(前年同期は営業損失111億8500万円)。収益認識会計基準等の適用により、売上高は1057億4700万円減少し、営業損失は22億8300万円増加している。

クレジット・金融・友の会業は、売上高は72億7300万円(前年同期は74億1200万円)、営業利益は16億3200万円(前年同期は営業利益14億2600万円)。

不動産業は、売上高は41億1400万円(前年同期は72億8100万円)、営業利益は13億1900万円(前年同期は営業利益13億400万円)。

その他事業は、売上高は122億3200万円(前年同期は121億5000万円)、営業損失は7億7900万円(前年同期は営業損失5億1300万円)。旅行事業は、昨年から引き続き主力の海外ツアーは催行できず、国内ツアーについても緊急事態宣言発出後は売上高が大きく減少し、厳しい経営環境が続いている。物流子会社の三越伊勢丹ビジネス・サポートも、店舗の部分営業や時短営業によるグループ百貨店からの荷役業務・館内搬送業務等が減少するなど厳しい状況が継続している。

ビジネスモデルの変革を進める中で、美容事業を取り巻く環境の変化や今後の事業方向性を勘案した結果、連結子会社のSWPホールディングス、ソシエ・ワールドの全株式を7月1日付で譲渡した。

通期は、売上高4470億円、営業利益30億円、経常利益30億円、親会社に帰属する当期利益10億円を見込んでいる。当該基準等を適用しなかった場合の売上高は9650億円(前期比18.3%増)を予想している。

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