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しまむら/3~8月はPBや共同開発ブランド強化で増収増益

2021年09月28日 10:40 / 決算

しまむらが9月27日に発表した2022年2月期第2四半期決算によると、売上高2845億9200万円(前年同期比11.9%増)、営業利益253億4200万円(58.6%増)、経常利益258億3500万円(57.8%増)、親会社に帰属する当期利益174億2700万円(65.6%増)となった。

主力のしまむら事業の売上高は2154億9700万円(前年同期比11.8%増)だった。ブランド力の強化として自社開発ブランド(Private Brand、以下PB)やサプライヤーとの共同開発ブランド(Joint Development Brand、以下JB)の展開を継続し、売場・販促と連動したことが効果を発揮して売上を伸ばした。

加えて、ティーンズ・ヤングからミセス、大きいサイズまで展開を拡大したインフルエンサー企画やキャラクター商品など、さまざまな企画を週替わりで打出し来店客数が増加した。

在庫管理では、売筋商品を短期間で追加生産して再投入する短期生産サイクルの活用が売上増加と効率的な在庫コントロールにつながり、値下の削減も進んだ。売場管理では、全店舗に導入したタブレット端末のアプリで売場作りのポイントを画像や動画で配信したことで商品の陳列・演出レベルが向上し、売場の標準化が進んだ。

広告宣伝では、PBやJB、インフルエンサー企画の動画広告を、天候や商品の売行きに応じて機動的にSNSや動画配信サイトへ掲載するデジタル広告を拡大した。また、地域別のチラシ差替対応も効果を発揮した。第2四半期連結累計期間は4店舗を開設、8店舗を閉店し、店舗数は1426店舗となった。

通期は、売上高5705億2000万円(5.1%増)、営業利益456億8400万円(20.1%増)、経常利益466億4700万円(18.4%増)、親会社に帰属する当期利益312億3900万円(19.4%増)を見込んでいる。

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