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JR九州/4~12月の流通・外食グループは営業損失7億9400万円

2022年02月09日 10:30 / 決算

JR九州が2月8日に発表した2022年3月期第3四半期決算によると、流通・外食グループの営業収益は324億6200万円(前年同期比21.2%減)、営業損失7億9400万円(前期は営業損失19億7800万円)、EBITDA1億3500万円(前期のEBITDAはマイナス9億3500万円)となった。

小売業では、コンビニエンスストアのリニューアルを行うとともに、昨年4月に開業した「アミュプラザくまもと」に「ハンズビーアミュプラザくまもと店」を出店した。さらに、昨年8月にオープンしたJR九州グループのECサイト「駅長おすすめのe-MALL」における「呼子 萬坊」や「FAMILK!!」のオンライン出店に加え、昨年9月には、コンビニエンス事業では初の関東進出となる「ファミマ虎ノ門ヒルズ店」を出店した。

飲食業では、昨年4月に開業した「アミュプラザくまもと」にシナモンロール専門店「シナボン」を出店するなど新規出店の拡大に努めた。また、昨年8月には「うまや」としては初の郊外型独立店舗を出店したほか、博多駅のホームの店舗をポップアップショップとして活用する取り組みを継続するなど、新たな需要の創出に向けた取り組みを行うとともに、不採算店舗の閉店など一層の経営効率化にも努めた。また、昨年10月には、子会社として昨年8月に設立したヌルボンが、綱屋とロイヤルフーズから焼肉チェーン店「焼肉ヌルボン」などの事業を譲り受け、事業の運営を開始した。

しかしながら、駅構内店舗や既存の飲食店舗で、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う移動需要の減少と消費需要の低迷による影響を受けるとともに、2020年5月にJR九州ドラッグイレブンの株式の一部をツルハホールディングスへ譲渡し、同社を前年第1四半期連結会計期間末から連結の範囲から除外したことの影響を受けた。

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