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関西フードマーケット/4~12月は営業利益40億2700万円

2022年02月09日 10:40 / 決算

関西フードマーケットが2月9日に発表した2022年3月期第3四半期決算によると、売上高1927億8800万円、営業利益40億2700万円(前期は26億7700万円の利益)、経常利益33億6500万円(前期は29億5700万円の利益)、親会社に帰属する当期利益29億1900万円(前期は19億7300万円の利益)となった。

2021年12月15日付で自社を株式交換完全親会社、イズミヤを株式交換完全子会社とする株式交換、並びに、自社を株式交換完全親会社、阪急オアシスを株式交換完全子会社とする株式交換を実施し、連結財務諸表においては2021年12月31日をみなし取得日として反映した。株式交換は企業結合会計上の逆取得に該当し、自社が被取得企業、イズミヤと阪急オアシスが取得企業となるため、第3四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年12月31日)の連結経営成績は、イズミヤと阪急オアシスの2社からなる連結数値を記載した。

関西スーパー事業の売上高は前年並みを確保し、営業利益は減益となった。「健康経営」「生産性の向上」「教育」を3つの柱に掲げ、「営業方針」「人材力方針」「経営管理方針」「成長戦略」「サスティナビリティ方針」「全社課題解決施策」を基本方針とし、お客、従業員、地域とともに環境問題への取組みや社会貢献を通じて問題解決を行う「トータルソリューション型スーパーマーケット」の実現に取り組んだ。

イズミヤは増収減益となった。創業100周年を迎え、「感謝」と「つながり」をテーマに、記念商品の販売や地域と連携した記念イベントの実施などを行った。阪急オアシスは減収となったものの、売上総利益の改善により、販売費・一般管理費の増加を吸収し、増益となった。高利益体質への転換を基本方針として掲げ、マーケット対応力の強化などに取り組んだ。

通期は、売上高2891億円、営業利益53億円、経常利益44億円、親会社に帰属する当期利益78億円を見込んでいる。

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