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イオン九州/3~5月は外出・旅行需要高まりも営業利益16.8%減

2022年07月06日 10:50 / 決算

イオン九州が7月6日に発表した2023年2月期第1四半期決算によると、営業収益1148億3900万円、営業利益5億6600万円(16.8%減)、経常利益8億600万円(10.3%減)、四半期純利益5億3000万円(18.5%減)となった。

3月にまん延防止等重点措置が解除され、徐々に外出・旅行需要が高まる中でお客のニーズに対応した商品やサービスの提供に努めた。食品ではギフト商品や惣菜、冷凍食品、衣料品・住居余暇商品ではアウトドア用品やトラベル用品等、展開を強化している商品群が好調で、売上は堅調に推移した。

また、店頭や駐車場、ショッピングセンター(SC)のスペースを活用した催事企画を積極的に展開したことで、その他の営業収入は前年同期を上回った。経費面では、今後の成長に向けた新規出店や既存店活性化、DXへの投資を計画的に実行するとともに、アプリやSNS等を活用した効率的な販促施策の推進、レジのスマート化等による生産性改善の取り組みを継続した。

ECサイト「イオン九州オンライン」では、お客の生活に寄り添い、日々の暮らしをもっと豊かに、快適に過ごせる商品を集めた「暮らしの品」ショップを3月にオープンした。また、「ホームワイドPRO(プロ)」ショップに掲載している約3万品目の商品をホームワイド全店で受け取ることができる「店舗受け取りサービス」を3月から開始した。

通期は、営業収益4770億円、営業利益58億円(2.4%増)、経常利益60億円(0.1%増)、四半期純利益28億円(1.1%増)を見込んでいる。

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