流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





松屋フーズHD/4~9月は、既存店売上高回復などで増収増益

2022年11月08日 10:20 / 決算

松屋フーズホールディングスが11月4日に発表した2023年3月期第2四半期決算によると、売上高511億1300万円(前年同期比13.1%増)、営業利益2億3200万円(前期は21億3600万円の損失)、経常利益24億4700万円(28.9%増)、親会社に帰属する当期利益9億5300万円(20.5%増)となった。

<松屋フーズ>
松屋フーズ

売上高は、既存店売上が10.4%増と前年を上回ったことに加え、前年度以降の新規出店等による売上増加分が寄与したこと等により、増収となった。売上高の増加により、固定費の占める割合が低下したこと等により、売上原価は、原価率が前年同期の34.9%から33.6%、販売費及び一般管理費は、売上高に対する比率が前年同期の69.8%から65.9%となった。また、当社において重視すべき指標と認識しているFLコスト(売上原価と人件費の合計。FOODとLABORに係るコスト)の売上高比は、前年同期の69.2%から66.4%へと改善した。

新規出店は、牛めし業態15店舗、その他業態海外2店舗の合計17店舗を出店した。一方で、直営の牛めし業態店13店舗、とんかつ業態2店舗、鮨業態1店舗、その他業態海外2店舗の合計18店舗は撤退した。その結果、第2四半期連結会計期間末の店舗数はFC店を含め、1206店舗(うちFC6店舗、海外10店舗)となった。業態別内訳は、複合化によるとんかつ業態からの牛めし業態への業態変更5店舗を実施し、牛めし業態986店舗、とんかつ業態182店舗、鮨業態9店舗、その他の業態29店舗となった。

新規出店を除く設備投資は、136店舗の改装(全面改装1店舗、一部改装135店舗)を実施したほか、工場生産設備などに投資を行った。

通期は、売上高1045億円(10.6%増)、営業利益10億円、経常利益33億円(48.4%減)、親会社に帰属する当期利益14億円(26.7%増)を見込んでいる。

■松屋フーズの関連記事
中村屋/「松屋監修 ごろごろチキンカレー」発売

関連記事

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧