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マックスバリュ東海/3~11月営業利益14.2%減、各種コスト増加

2023年01月13日 17:21 / 決算

マックスバリュ東海が1月13日に発表した2023年2月期第3四半期決算によると、営業収益2602億7500万円、営業利益62億2200万円(14.2%減)、経常利益62億2500万円(14.7%減)、親会社に帰属する当期利益39億8200万円(26.1%減)となった。

原材料高騰やエネルギー価格上昇に伴う水道光熱費などのコスト増加や、人件費高騰などの営業課題が継続している。

営業面は、食料品の値上げに伴う節約志向の高まりに対応すべく、「トップバリュ」の展開を強化したほか、食べきり・使い切りに適した容量に小分けした商品の品ぞろえの徹底に、引き続き取り組んでいる。

店舗展開では、上半期の1店舗開設に加え、10月にマックスバリュエクスプレス熱海咲見町店(静岡県熱海市)、マックスバリュ瑞穂桜山店(名古屋市瑞穂区)の2店舗、11月には小型店で浜松市内3店舗目となるマックスバリュエクスプレス浜松住吉店(浜松市中区)を新規開設した。

既存店舗の競争力を高めるため、大型活性化3店舗を含む計16店舗で活性化改装を実施し、デリカ商品や冷食の展開拡大など顧客ニーズに応じた品ぞろえ拡充に取り組んだ。

加えて、キャッシュレスセルフレジの導入を新規に81店舗で実施し、導入店舗数は計151店舗まで拡大した。

また、新たな顧客接点の創出として、「Yahoo!ショッピング」に「マックスバリュ東海ヤフー店」を開店。成長分野であるオンラインでの販売チャネルに注力したほか、移動スーパーの販路拡大にも注力した。

通期は、営業収益3480億円、営業利益108億円(4.4%減)、経常利益107億円(4.7%減)、親会社に帰属する当期利益56億円(26.3%減)を見込んでいる。

「収益認識に関する会計基準」等を適用しているが、比較対象となる会計処理方法が異なるため、営業収益の対前期増減率は記載していない。

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