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DCM/2月期、節約志向による買い控えなどで営業利益1.9%減

2023年04月11日 10:50 / 決算

DCMホールディングスが4月11日に発表した2023年2月期決算によると、営業収益4768億2100万円、営業利益300億6800万円(1.9%減)、経常利益295億5500万円(2.5%減)、親会社に帰属する当期利益181億3500万円(3.6%減)となった。

<DCMの店舗>
DCMの店舗

販売面においては、新型コロナウイルス対策及び在宅勤務拡大による需要の反動減、節約志向の高まりによる買い控えなど厳しい状況となったが、ガーデニング需要拡大は継続しており、園芸部門は年間を通して好調に推移した。DCMブランド商品は、原材料価格の上昇と円安による仕入価格の上昇、物流コスト上昇などの影響を受けたが、環境に配慮した商品開発、節電や節約商品の新規展開、販促強化などに取り組んだ効果もあり、好調に売上を伸ばしつつ、売上高構成比率も引き上げることができた。

グループの新規出店については14店舗、退店については8店舗を実施した。これにより、期末店舗数は675店舗となった。

また、2022年3月24日付でエクスプライスの株式を100%取得し完全子会社とした。みなし取得日を2022年5月31日としているため、第2四半期連結会計期間の期首から、エクスプライスの業績を含めている。

次期は、営業収益4940億円(3.6%増)、営業利益310億円(3.1%増)、経常利益306億円(3.5%増)、親会社に帰属する当期利益187億円(3.1%増)を見込んでいる。

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