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サンドラッグ/4~6月増収増益、新規出店が貢献

2023年08月10日 15:18 / 決算

サンドラッグが8月10日に発表した2024年3月期第1四半期決算によると、売上高1821億4600万円(前年同期比9.4%増)、営業利益98億9900万円(9.3%増)、経常利益101億300万円(10.2%増)、親会社に帰属する当期利益69億円(9.6%増)となった。

サンドラッグ

ドラッグストア事業の売上高は1193億4300万円(10.0%増)、営業利益は60億1200万円(6.7%増)。

積極的な新規出店、駅前繁華街店の化粧品需要の回復、100%子会社化した大屋の効果などにより、売上高が前年同期を上回った。経費面は電子棚札導入による作業のデジタル化(省人化)、人時コントロールの更なる精度向上といった、生産性向上に努めた。

ディスカウントストア事業の売上高は759億2800万円(7.9%増)、営業利益は38億8700万円(13.6%増)。

既存店が堅調に推移し、ペット用品・風邪薬需要の増加に加え、食品部門の値上げに伴いセール品が減少した影響で売上総利益率が上昇し、売上・利益ともに前年同期を上回っている。

グループで10店舗を新規出店、42店舗で改装を行い、4店舗を閉店。6月末のグループ全体の店舗数は、ドラッグストア事業1024店舗(直営店788店舗、星光堂薬局75店舗、サンドラッグプラス67店舗、大屋56店舗、フランチャイズ等38店舗)、ディスカウントストア事業362店舗(ダイレックス362店舗)の合計1386店舗となっている。

通期は、売上高7465億円(8.1%増)、営業利益384億円(2.5%増)、経常利益390億円(2.3%増)、親会社に帰属する当期利益263億円(2.3%増)を見込んでいる。

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