サンドラッグ/4~9月、ドラッグ事業・DS事業好調で増収増益

2023年11月15日 11:40 / 決算

サンドラッグが11月14日に発表した2024年3月期第2四半期決算によると、売上高3717億700万円(前年同期比9.6%増)、営業利益206億900万円(11.3%増)、経常利益209億5300万円(11.6%増)、親会社に帰属する当期利益140億5400万円(10.5%増)となった。

<サンドラッグ>

ドラッグストア事業の売上高は2427億9300万円(10.4%増)、営業利益は130億6300万円(10.6%増)となり増収・増益となった。インバウンド需要は緩やかに回復し前年同期を上回っているものの、依然としてコロナ禍前水準の約50%程度で推移した。

外出機会増加等による化粧品需要と風邪薬の回復により既存店売上高が堅調に推移した。また積極的な新規出店、100%子会社化した大屋の効果等により、売上高が前年同期を上回った。21店舗を新規出店し57店舗を改装したほか2店舗を閉店し活性化を図った。

ディスカウントストア事業の売上高は1550億3100万円(7.7%増)、営業利益は75億4600万円(12.5%増)となり増収・増益だった。引き続き食料品が好調に推移したことに加え、ペット用品・風邪薬需要の増加等により、既存店売上高が堅調に推移し売上高が前年同期を上回った。10店舗を新規出店し14店舗を改装したほか5店舗を閉店し活性化を図った。

期末のグループ全体の店舗数は、ドラッグストア事業1035店舗(直営店795店舗、星光堂薬局77店舗、サンドラッグプラス68店舗、大屋57店舗、フランチャイズ店38店舗)、ディスカウントストア事業369店舗(ダイレックス369店舗)の合計1404店舗となった。

通期は、売上高7470億円(8.2%増)、営業利益403億円(7.6%増)、経常利益409億円(7.3%増)、親会社に帰属する当期利益272億円(5.8%増)を見込んでいる。

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