サツドラHD/6~11月、リテール事業好調で増収増益
2023年12月20日 10:40 / 決算
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サツドラホールディングスが12月20日に発表した2024年5月期第2四半期決算によると、売上高478億1300万円(前年同期比11.3%増)、営業利益6億8100万円(103.4%増)、経常利益6億2500万円(75.2%増)、親会社に帰属する当期利益3億2800万円(46.1%増)となった。
リテール事業の売上高は471億6600万円(11.2%増)、セグメント利益は6億6300万円(100.6%増)となった。
主に北海道内でのドミナント化を目指したドラッグストアフォーマット店舗と調剤薬局店舗のチェーン展開に加え、訪日外国人が多く訪れる観光地などでのインバウンドフォーマット店舗の運営を中心に行った。また、調剤薬局においては、調剤専門薬局の運営に加え、ドラッグストアフォーマット店舗での調剤併設薬局も進めた。
ドラッグストアフォーマット店舗の営業面では、ESLPを中心とする価格戦略を推進することで、お客から支持される店舗づくりや、作業平準化による業務効率の改善を目指すとともに、生鮮食品を含めたラインロビングの強化により、商品カテゴリーの拡大を図った。また、サツドラ公式アプリを活用したデジタルマーケティングの推進にも取り組んでいる。
第2四半期連結累計期間は、物価上昇による生活防衛意識の高まりを受け、1人あたりの買上点数が減少したことや、新型コロナウイルス感染症の沈静化にともなう関連商品の売上減少はあったものの、人流回復や季節品が好調に推移した結果、ドラッグストアフォーマットの売上高は前年同期を上回った。
インバウンドフォーマットは、休業していた店舗を順次営業再開し、訪日外国人観光客の需要を取り込むことができた結果、売上高は前年同期を超えた。調剤薬局は、新たに開設した調剤薬局の増収効果や、地域支援体制加算・後発医薬品調剤体制加算の強化などにより、売上高は前年同期を上回った。
通期は、売上高950億円(8.6%増)、営業利益10億円(233.9%増)、経常利益10億円(205.5%増)、親会社に帰属する当期利益3億円(243.7%増)を見込んでいる。
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