クリエイトSD/6~11月増収増益、EDLP施策が奏功
2024年01月10日 16:48 / 決算
クリエイトSDホールディングスが1月9日に発表した2024年5月期第2四半期決算によると、売上高2074億5100万円(前年同期比10.7%増)、営業利益98億5200万円(6.7%増)、経常利益101億9100万円(7.8%増)、親会社に帰属する当期利益68億7500万円(7.2%増)となった。
ドラッグストア事業は、新型コロナウイルス感染対策商材の需要減が見られた一方、総合感冒薬や化粧品需要の増加、前期に引き続き生活必需品を始めとしたEDLP施策が奏功し、既存店売り上げ・客数は堅調に推移した。
調剤部門は、診療報酬・薬価改定の影響があったものの、調剤薬局の併設推進、対人業務の強化に取り組んだ結果、処方せん応需枚数は堅調に推移している。
店舗面では、16店舗を新規出店。一方で契約期間満了により2店舗、経営効率化の観点から1店舗の計3店舗閉店した。調剤薬局の新規出店は、ドラッグストアへの併設調剤薬局を18店舗、医療モール併設の調剤専門薬局を1店舗開局している。
その結果、ドラッグストア730店舗、調剤薬局は調剤専門薬局37店舗、ドラッグストアへの併設調剤薬局352店舗の合計389店舗となっている。
スーパーマーケット事業は、ドラッグストア複合のゆりストア店内で加工した総菜や精肉を、近隣のグループ内ドラッグストアへ配送し販売する取り組みを進めている。
2023年11月末の店舗数は前期末と変わらず食品スーパー2店舗(うち1店舗は建て替えにより休業中)、ドラッグストア複合の生鮮食品専門店は3店舗。
介護事業は、介護付有料老人ホーム2施設、半日型デイサービスセンター37施設を運営している。
通期は、売上高4041億円(6.1%増)、営業利益192億4000万円(1.7%増)、経常利益198億円(1.9%増)、親会社に帰属する当期利益130億円(0.6%増)を見込んでいる。
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