クリエイトSD／6～8月、かぜ薬・化粧品ニーズ回復し売上高10.1％増

2023年10月11日 10:56 ／決算

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クリエイトSDホールディングスが10月10日に発表した2024年5月期第1四半期決算によると、売上高1040億7800万円（前年同期比10.1％増）、営業利益47億7500万円（0.9％増）、経常利益48億8800万円（0.3％増）、親会社に帰属する当期利益32億9300万円（0.1％減）となった。

ドラッグストア事業については、アフターコロナでの消費行動の変化、節約志向の高まりに対応すべく、EDLP（エブリデイ・ロープライス）施策の継続推進とプライベートブランドの販売強化を含めた品ぞろえ・商品提案に取り組んできた。また、ワンストップ・ショートタイムショッピングを目指し、調剤薬局の併設推進や、生鮮食品や冷凍食品の品ぞろえを充実させるなど小商圏での利便性・専門性の向上に引き続き取り組んでいる。

マスクや検査キットなどの新型コロナウイルス感染対策商材の需要減が見られた一方、総合感冒薬や化粧品需要の回復、前期に引き続き生活必需品を始めとしたEDLP施策が奏功したことなどで、売上高は前年同期・計画を上回った。調剤部門においては、診療報酬と薬価改定の影響はあったが、調剤薬局の併設推進に取り組み、処方せん応需枚数は堅調に推移した。

ドラッグストアの新規出店については、4店舗出店。一方で契約期間満了により2店舗を閉鎖した。調剤薬局の新規出店については、ドラッグストアへの併設調剤薬局を4店舗、医療モール併設の調剤専門薬局を1店舗開局した。

通期は、売上高4041億円（6.1％増）、営業利益192億4000万円（1.7％増）、経常利益198億円（1.9％増）、親会社に帰属する当期利益130億円（0.6％増）を見込んでいる。

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