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ベルク/3~11月営業収益13.4%増、通期予想を上方修正

2024年01月10日 15:53 / 決算

ベルクが1月10日に発表した2024年2月期第3四半期決算によると、営業収益2582億3000万円(前年同期比13.4%増)、営業利益126億1200万円(29.4%増)、経常利益129億6200万円(29.6%増)、親会社に帰属する当期利益92億9000万円36.9%増)となった。

ベルク

店舗運営は、社最大の特長である標準化された企業体制を基盤に、適正な人員配置、省力器具の活用、従来作業の見直しや改善による効率的なチェーンオペレーションを推進した。

2023年5月に東京都八王子市に「フォルテ八王子店」、6月に埼玉県和光市に「光が丘店」、9月に千葉県富里市に「フォルテ富里店」を新規出店した。

また、既存店5店舗の改装を実施し、総菜・簡便商品の拡充、快適な買い物空間を提供するための設備の更新を行った。そのうちの1店舗である群馬県高崎市の「江木店」は、新業態の「クルベ」として7月にリニューアルオープンしている。

8月に埼玉県児玉郡上里町の「上里SC店」を閉店し、2023年11月末現在の店舗数は135店舗となっている。

物流体制は、商品を産地やメーカーから大量一括調達することにより、自社物流を生かした配送の高効率化等を行い、商品の価格強化と品質の安定化を目指した。また、店舗作業に合わせた配送体制の見直しを引き続き行い、店舗運営の効率化に取り組んだ。

他社と比較した際の相対的な価格の安さを維持しながら、適時適切に販売価格を見直したこと、販売促進活動の強化により客数が前年を上回ったことから、第3四半期の既存店売上高の前年同期比は8.6%増となっている。また、電気料金が、政府からの補助により想定を下回ったことも合わさり、利益面も、計画を上回るペースで推移しているため、通期予想を上方修正した。

営業収益は前回予想比176億1800万円増の3450億円(11.0%増)、営業利益13億2300万円増の150億円(7.0%増)、経常利益14億9200万円増の153億円(7.0%増)、親会社に帰属する当期利益9億6900万円増の102億円(6.1%増)を見込んでいる。

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