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クリエイト・レストランツ/3~11月期売上収益29.1%増、業態変更推進

2024年01月15日 15:48 / 決算

クリエイト・レストランツホールディングスが1月12日に発表した2024年2月期第3四半期決算によると、売上収益1084億4800万円(前年同期比29.1%増)、営業利益57億6300万円(1.4%増)、税引前利益53億7900万円(0.8%減)、親会社に帰属する当期利益39億100万円(3.0%増)となった。

DX投資の一環として、2023年10月1日付にて新設した、「わくわく」するような新業態・コンセプト開発を担う専門組織「クリエイト・ブランド・ラボ」を中心に、同社グループならではの大型投資や高いデザイン性をもったコンセプトの創出に取り組んでいる。

新規出店等に関しては、しゃぶしゃぶ食べ放題「しゃぶ菜」や「MACCHA HOUSE 抹茶館」、海鮮居酒屋「磯丸水産」、大衆居酒屋「五の五」、ごまそば「遊鶴」、焼き肉「萬家」、ベーカリー「サンヴァリエ」、「つけめんTETSU」といったコアブランドを中心に出店した。

さらに、コアブランドへの業態変更も進めつつ、東京・表参道にある一括フードコート「マルシェ ドゥ メトロ」では3つの新ブランドを含む4店舗を同時に業態変更するなど、「質も、そして量も」に向け投資を再開する一方で、投資を伴わない香港へのフランチャイズ出店や、ゴルフ場内レストランを始めとした業務受託店舗も積極的にオープンしている。

その結果、グループ全体では27店舗の新規出店、16店舗の業態変更、契約満了に伴う退店や不採算店舗を中心に44店舗を退店し、第3四半期末における業務受託店舗などを含む連結店舗数は1128店舗となった。

また、人的資本への投資として、2023年3月1日付にて発足させた「人財プロジェクトチーム」を中心に、社員昇給の拡大やクルーの時給アップ、外国人採用の強化を図るとともに、研修制度の充実や地域単位の人財交流を進め、働きやすい職場作りなどに取り組むことで、従業員の定着率向上も図っている。

通期は、売上収益1430億円(20.9%増)、営業利益74億円(45.6%増)、税引前利益69億円(51.1%増)、親会社に帰属する当期利益50億円(47.7%増)を見込んでいる。

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