ブックオフ 決算/6~2月、国内・海外ともに好調で増収増益
2024年04月15日 10:20 / 決算
ブックオフホールディングスが4月11日に発表した2024年5月期第3四半期決算によると、売上高823億8800万円(前年同期比9.3%増)、営業利益27億5500万円(14.3%増)、経常利益30億7400万円(12.5%増)、親会社に帰属する当期利益19億1300万円(1.4%増)となった。
各事業において売上高が前年同期を上回り、売上高は増収となった。全社コストの増加はあるものの、国内ブックオフ事業や海外事業において増益となったことにより、各利益も増益となった。
第3四半期連結累計期間において、BOOKOFF PLUS2店舗(ヨシヅヤ新稲沢店、日立駅前店)、BOOKOFF5店舗(DCM上磯店、武蔵小金井店、イオン橋本店、イオンモール大牟田店、イトーヨーカドー溝ノ口店)、あそビバ2店舗(イオンモール草津店、イオンモール鈴鹿店)を出店した。直営既存店においてトレーディングカード・ホビーやアパレル、貴金属・時計・ブランドバッグ、家電・携帯電話などの売上高が前年同期を上回ったことで、第3四半期連結累計売上高731億3000万円(8.1%増)となり、セグメント利益37億6000万円(18.7%増)だった。
プレミアムサービス事業は、第3四半期連結累計期間において、hugallいよてつ高島屋店を出店した。仕入高が前年同期を上回ったことなどにより、第3四半期連結累計売上高49億7400万円(17.0%増)となった。一方で、貴金属相場の高騰により貴金属類の販売構成比が高まり粗利率が低下したことや、事業成長に向けた人員拡充を進めたことなどにより、セグメント利益は3億2300万円(2.5%減)だった。
海外事業は、第3四半期連結累計期間において、アメリカ合衆国にBOOKOFF ANIME LAB IRVINE店を、マレーシア国にJalan Jalan Japan AEON MALL Bukit Raja店を出店した。アメリカ合衆国内の「BOOKOFF」、マレーシア国内の「Jalan Jalan Japan」それぞれにおいて過年度の出店が寄与し、売上高が前年同期を上回ったことで、第3四半期連結累計売上高34億2400万円(15.1%増)、人員拡充や待遇改善等を行いつつも、セグメント利益6億400万円(17.3%増)だった。
通期は、売上高1110億円(9.0%増)、営業利益32億円(24.1%増)、経常利益36億円(18.4%増)、親会社に帰属する当期利益21億円(24.2%減)を見込んでいる。
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