ワタミ 決算/4~9月営業利益4.1%減、宅食需要が減少
2025年11月12日 15:50 / 決算
ワタミが11月12日に発表した2026年3月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高447億1600万円(前年同期比3.1%増)、営業利益21億3900万円(4.1%減)、経常利益22億4200万円(17.9%増)、親会社に帰属する当期利益17億1700万円(17.9%増)となった。

国内外食事業が健闘したが、在宅需要の減少により宅食事業が減収減益となっている。
経常利益と当期利益は、為替差損の影響で増益となっている。
国内外食事業の売上高は180億1000万円(10.0%増)、セグメント利益は8億8400万円(26.9%増)。
酒屋、焼き肉、TGIなど既存店売り上げが6カ月連続で前年同期を上回るなど業績は順調に推移している。
12店舗の出店、8店舗の撤退を行い、9月末の店舗数は496店舗となった。
宅食事業の売上高は199億6400万円(0.9%減)、セグメント利益は20億7800万円(11.2%減)。
営業拠点数は506カ所、調理済み商品の累計配達数は2867万9000食(2.5%減)となっている。
海外事業の売上高は52億1300万円(0.5%減)、セグメント利益は3500万円(61.9%減)。
7店舗の新規出店と1店舗の撤退を行い、9月末の店舗数は76店舗。
環境事業の売上高は10億1500万円(18.4%減)、セグメント利益は1億5800万円(48.1%増)。
電力小売事業を中心に展開。減収だったが、仕入れ単価の減少により、増益となっている。
農業の売上高は3億8100万円(43.8%増)、セグメント損失は3000万円(前年同期は8400万円の損失)。
通期は、売上高910億円(2.6%増)、営業利益46億円(0.7%増)、経常利益52億5000万円(0.1%増)、親会社に帰属する当期利益40億円(13.6%増)を見込んでいる。
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