ファミマ 決算/3~11月営業収益1.3%減、既存店は好調に推移

2025年01月15日 14:26 / 決算

ファミリーマートが1月15日に発表した2025年2月期第3四半期決算によると、営業収益3822億4700万円(前年同期比1.3%減)、事業利益733億8800万円(0.8%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益800億5900万円(62.4%増)となった。チェーン全店売上高は2兆4524億3200万円(0.1%減)だった。

ファミマのロゴ

2024年11月末の店舗数はチェーン計2万4504店舗(うち日本国内計1万6230店舗)。全店平均日商は57万3000円。既存店は39カ月連続で前年超えとなり、10、11月は日商・客数・客単価の主要3指標すべてで前年超えとなった。

継続して好調なおむすびやフライヤー、惣菜に加え、パティシエ監修 「感動!スイーツパン誕生」、 「ファミマがチョコだらけ!」、「ネオ和菓子」など、季節感のある新商品がけん引。「ファミマのブラックフライデー」や新たな取り組み「背徳のコンビニ飯」などオリジナルキャンペーンが奏功した。

発売3周年のプライベートブランド「ファミマル」は、「ファミマルPREMIUM」の品ぞろえを拡大し、7種の新商品を発売した。オリジナルブランド「コンビニエンスウェア」は台湾への海外展開も果たした。

デジタル活用では、「ファミペイ」が2300万ダウンロードを突破。「ファミマメンバーズプログラム」は来店回数・購入金額で決まるランクの最上位「アンバサダー会員」が増加している。

SDGsの取り組みとしては、「FAMIMA CAFÉ モカブレンド」を販売してエチオピアに寄付を行う活動は、現地の学校にトイレや教科書、ノートなどの寄付を実施。「ファミマフードドライブ」は国内最大規模の4200店となった。また、今春から中食商品値下シールを「涙目シール」に変更し、年間約3000トンの食品ロス削減を見込む。

ファミリーマート 決算/3~8月営業収益1.4%減、リテールメディアは好調

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