サンドラッグ 決算/4~6月増収増益、食料品の単価上昇やインバウンド需要回復で

2025年08月14日 16:07 / 決算

サンドラッグが8月14日に発表した2026年3月期第1四半期決算によると、売上高2076億9800万円(前年同期比6.7%増)、営業利益122億7600万円(12.4%増)、経常利益121億4700万円(14.1%増)、親会社に帰属する当期利益79億4400万円(9.0%増)となった。

サンドラッグのロゴマーク

売上高は食料品部門の単価上昇やインバウンド需要の回復により増収。

前期末からの取引条件改善などによって売上総利益率を0.4ポイント改善した影響で、営業利益は2桁増益となった。

「ドラッグストア事業」の売上高は1332億1800万円(5.5%増)、営業利益は68億4000万円(6.7%増)だった。

雨天の影響などで夏物季節品の立ち上がりが少し遅れたが、食料品を中心に原材料価格の高騰で単価が上昇したことや、インバウンド需要の回復も緩やかに継続したことで増収増益となった。

「ディスカウントストア事業」は売上高が899億6000万円(8.9%増)、営業利益が54億3500万円(20.6%増)と増収増益。

ドラッグストア事業と比べ食料品構成比が高く、より市場の単価上昇影響を受け好調に推移。経費面では、売上高が好調に推移したことにより、販管費率を押し下げ0.1ポイント改善した。

グループ全体の店舗数は、ドラッグストア事業1127店舗(直営店862店舗、星光堂薬局85店舗、サンドラッグプラス77店舗、大屋65店舗、フランチャイズなど38店舗)、ディスカウントストア事業419店舗(ダイレックス419店舗)の合計1546店舗となった。

通期は、売上高8500億円(6.0%増)、営業利益473億円(6.3%増)、経常利益460億円(4.9%増)、親会社に帰属する当期利益317億円(3.1%増)を見込んでいる。

サンドラッグ 決算/3月期増収増益、インバウンド・食品が好調

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